旅先で、日常で、iPhone超ワイドアングル撮影を楽しもう
写真・文/写真家 こばやしかをる
iPhoneは世界で最も使われているカメラの1つ。iPhone 11/ 11Pro /1Pro max の新シリーズが登場し、超広角での写真と動画の撮影が注目されています。
皆さんも少なからず「もっと広く撮りたい!」と思ったことがあるのではないでしょうか。
観光地でスマホを構えながら、後ずさりしつつ記念写真や集合写真などをしているシーンを何度か見かけたことがあります。
iPhone 11シリーズの超広角(0.5倍ズーム)は13㎜で、通常撮影時26㎜という焦点距離に比べるととても広いので魅力的ですよね。ですが、すぐに機種変更…というわけにも行かない場合もあるわけで、悩ましいものです。
そんな時こそ活用してもらいたいのが、ShiftCam Proレンズの広角18㎜と超広角12㎜レンズ。様々な撮影が楽しめるiPhoneケースとしての保護力を持ったShiftCamトラベルセットは、本格的なShiftCam Proレンズに差し替えることで一眼レフにも負けない本格的な写真を撮ることが出来ます。
Shifcam プロ超広角レンズ12㎜/iPhone8で撮影
しかも簡単にレンズの脱着ができ、細かなレンズの位置合わせが不要なのもポイント。ケースに標準搭載のトラベルセット(レンズユニット)を取り外し、スライドさせて差し込むだけでOK!レンズの位置を正確に合わせられないという心配もなく、その他の操作は不要なので機械類が苦手な女性でも安心です。
あとはいつも通りの撮影を行うだけ。旧モデルのiPhoneのままでとても簡単に超広角の写真が楽しめます。(iPhone7~XSの機種に対応)
ShiftCam プロレンズと、iPhone 11シリーズの超広角との大きな違いは「iPhone+口径の大きいレンズ」であること。撮影時の画像処理 ではなく、光学(レンズ)によって光の量を取り込みつつ画質が向上するという、「カメラ+レンズ」の考え方です。
レンズが大きくなれば必然的に光を取り込める量が多くなり、暗い場所でも撮影がしやすくなります。高い描写性を求めたいシーンで使用することで、満足感の高い画質が得られます。超広角での撮影は暗所に弱いのですが、ShiftCam プロレンズであれば画質が劣化するという心配もありません。
一般的なレンズ交換式のデジタルカメラで撮影されている方はご存知だと思いますが、超広角レンズを購入しようとしたら相当高価なお値段。それこそ、iPhoneの機種変更もできてしまうほど。
外付けのレンズだからこそ、使わないときはiPhone本体だけで普段通りに使えるメリットもあります。
そんなShiftCam プロ超広角レンズを活かせるシーンをご紹介。
広角系レンズは、画角を活かす撮り方を覚えておくだけで撮影が格段に楽しくなるレンズ。
日常でも、旅先でも大いに活躍してくれます。
・室内写真
上:通常撮影 /下:Shifcam プロ広角レンズ18㎜/iPhone8で撮影
大勢集まるパーティーなどでの記念撮影、暗い室内、狭い部屋で大活躍してくれます。
日本の建物 特に屋内はとてもコンパクトな作りなので広角レンズが確実に役立ちます。
・背景を大胆に取り込む記念写真
上:通常撮影 /下::Shifcam プロ超広角レンズ12
iPhone8で撮影
手前から奥まで広々と全景を取り入れた撮影に。もちろん風景の撮影にもピッタリです。
・ダイナミックなアングルでの撮影
上:通常撮影 /下::Shifcam プロ超広角レンズ12㎜/
iPhone8で撮影/アプリ:Snapseed 使用
奥行きと広がりで遠近感を強調しダイナミックに見せたいときに。建造物の撮影ではより迫力ある写真になります。
スマホカメラを構えた時に手首をほんの少し上下に向ける、あるいは頭上位置で上に向け構えたり、しゃがんで膝下くらいのアングルで狙うだけで、大きく見え方が変わるのが超広角レンズの特徴です。
Shifcam プロ超広角レンズ12㎜/iPhone8で撮影
アプリ:Snapseed 使用
そして被写体に〝寄る〟のが鉄則。手前から奥までピントを合わせた撮影が可能なので、この写真の様に手前の花から背景の観覧車まで広々と大胆にフレーミングすることを心がけます。
また、超広角レンズは、レンズ中央に被写体を入れると歪みが少なくなり、レンズ周辺になれば歪みが多く大きくなります。地面で水平を、建物の柱などで中心軸をしっかり決めて平衡を保って撮影するのがポイント。画面が斜めになりすぎないように気を付けましょう。
Shifcam プロ広角レンズ18㎜/iPhone8で撮影
アプリ:Snapseed 使用
このように、旧モデルiPhoneでもプロレンズが一つあるだけで、一眼レフカメラのように広々と開放感ある撮影ができるのはとても気持ちがいいものです。iPhone本体のカメラでは難しかった狭い場所での撮影や、旅先でここぞというシーンに出会った時、この超広角レンズを装着するだけで写真のクオリティがぐっと上がり、今までとは違った思い切った構図で撮影が楽しめます。
狭い場所でもより広々と、
暗い場所でも明るくきれいに
そんな願ったりかなったりなShiftCamプロレンズが手元にあれば、出かけるのが楽しくなることは間違いありません。
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使用機材:カメラiPhone 8
Shifcamトラベルセット(iPhone7・8用)
Shifcam プロ広角レンズ18㎜
Shifcamプロ超広レンズ角12㎜
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写真家 こばやし かをる(kobayashi kaworu)
写真を撮る・教える 写真家。 スマホ、写ルンです~一眼レフまで幅広く指導。
フォトアドバイス、制作・企画、執筆、プロデュース・ディレクションまでをフィールドとするクリエイターでもある。
日本カメラ社より「毎日が楽しくなる ご近所フォトのススメ」を共著にて発刊。
FUJIFILM「スマホ写真センスアップ術」撮影・監修を担当
Facebook:https://www.facebook.com/kkawloon/